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小児アレルギーエデュケーター(pediatric allergy educator : PAE)について
小児アレルギーエデュケーターの資格は、日本小児臨床アレルギー学会が講習や試験を設けて認定しており、アレルギー診療に携わる看護師、薬剤師、管理栄養士が取得することができます。小児アレルギーエデュケーターは、患者が前向きに治療に取り組むことができるように家族と一緒に支援し、多くの医療者、学校、保育園、幼稚園等と支援の輪を作りながら、患者が治療を続けやすい生活を検討します。
また、アレルギー疾患を持つ子ども達が、病気を理解して治療に取り組めるように、病気や治療の話を理解できるように分かりやすく説明し、治療に必要な技術を身に付けるお手伝いをします。たとえば、気管支喘息の吸入方法、アトピー性皮膚炎のスキンケア、食物アレルギー症状の対応などです。これらの取り組みは、外来や入院の患者と家族に向けて行われます。
当院ではアレルギー児対象サマーキャンプ、喘息児対象水泳教室、食物アレルギー教室等を行っており、理解がより深まるよう活動しています。そして、アレルギー患者を支援する学校や保育園、幼稚園、留守家庭保育現場の方に向けて、アレルギー疾患の症状対応の方法や配慮について正しい知識を提供し、より良い環境づくりができるよう積極的に取り組んでいます。
